2010年8月18日水曜日

イカ

イカが安かったのでつい買ってしまった。
近海物と銘打ってある。
買ってしまったのはいいけど、どうやって食べようかなー。
菜っ葉もなんか食べたいしなあ。

あ!そうだ!
キャベツとイカ炒めやん。
キャベツ冷蔵庫にあるやん。
バターで炒めたらおいしいや〜ん。

その時ふと「コリアンのイカ炒めもうまいよなあ」という声と共に真っ赤なコチュジャンまみれになったイカの姿が頭に浮かんだ。
コチュジャンもいいやん〜〜。

さて、お料理です。
キャベツと、もっと菜っ葉欲しいからチンゲンサイも入れちゃえ。
シイタケも入ってもええよん。

バター。
塩。
白コショー。

で、さて、コチュジャンか。
その時ふと「バターとコチュジャンって合うのか」という基本的な質問が頭に浮かんだ。
どっちもおいしいから大丈夫なんちゃう〜?
味見もせずに調理終了。

夕食が始まった。
「あ」
やってもた。

山男「これ、バターが入ってんの?」と、微妙な表情。
山女「ちょっと合ってなかったかな」
山男「無理やろ」と、卓上用コチュジャンをどばどば投入。「これでバターの味を消す!」
消えたらしい。

山男「そもそもキャベツとバターってどうなん。。。」
山女「合うのよ!コチュジャンなんか入れなかったら,キャベツとイカとバターって黄金トリオやねんよ!」
山男「そんなもん今まで作ったの見たことないやん」
山女「今日急に思い出したんやん!」

そう。
思い出したのである。
昔,転職したての頃に同僚が連れて行ってくれた職場の近く(「すぐ裏」とも言う)の小さいお好み焼き屋。
とりあえずビールのアテにと同僚が「おばちゃん、イカね」
まあ、そのキャベツとイカのシンプル炒めのおいしかったこと!
職場の人たち誰もが大好きだったお好み焼き屋。
おじちゃんとおばちゃんだけでやってたけど、今もあるのかなあ。
かれこれ20年近く前のこと。
会社やめてから一度だけ行ってみたけど、やっぱり前の職場の人たちが来ててせっかく懐かしい味を楽しんでる最中にいろんなこと言われた(迷惑受け身)のでそれっきり行ってない。

今もあるかなーとググってみたら、やっぱりあちこちで話題には上っているらしい。
それでも「昔よく行きました」とか「今もあるのかなあ」なんていう私レベルの書き込みしか見当たらない。
そして、やはり何人かが例のイカ焼きのことに触れておられる!
そして判明したことは、バターと塩コショーで味付けしたあと、最後にマヨが投入されておったということ。
ああ、あの麻薬のような魅力的な味はマヨで完成されていたのか。。。

誰か知ってたら教えて下さい。
京阪、西三荘駅近辺の「ひろや」まだありますか。
おばちゃん、おっちゃん、元気でやってはりますか。
今も同じ味ですか。
特タマ健在ですか。

ところで、我が家のイカ炒めですが
「あら、時間が経つとだんだん味がなじんでくるじゃん。問題な〜し」
「その変な味に慣れてきただけやろ」

きー!!
どこまでも失礼なヤツ。
返品したいわ、こいつ!

とりあえず分かりきった教訓は「バターとコチュジャンは合わせちゃだめ!」でした。














いいお寿司屋さんはイカがおいしいお寿司屋さん。
サンディエゴの「すし太田」ごうかーく!