2010年5月17日月曜日

初めての…

いや〜、楽しいっす。
去年の11月にようやくハーフ・センテネリアンになりまして。すなわち人生の長さが半世紀に達したというわけでございます。だからってわけじゃないんですが、いろいろ人生で初めてのことへの挑戦が続いており、これが楽しい。

なんか、昔の歌に「初めてのなんとか、初めてのかんとか」って連呼するような歌があったよなあ、なんやったかなあと考えても、なぜか関係のない桑名正弘の

♪じょおねっつっのあか!あっいっしゅうっのあおっ♫

なんかが浮かんでくるばかりですっきりしませんでしたが、2日ぐらい考えてたらふと思い出せました。年はとってもまだまだくだらんメモリーを引き出す力は衰えていないようです。
そこのあなた、いかがですか。
思い出されましたか。

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みんなでちょっと考えてみる時間

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さよう、それは中村あゆみの
♪シックスティーン、はぁじめてのキィッス…♬
でございました。さあ、この後(またはこの前。確かサーティーンから始まるんじゃなかったっけか)どんな歌詞が続くのだったか。それはみなさんの頭の体操ということにしてみましょうかな。

いや、せやから何が初めてなわけ,、、ってそうですよね。
今回は初めてのパン!ざんす。
まさかこの私がパンを焼く日がほんまに来ようとは。
興味はずっとあったわけで、人さんのブログでパンの話が出ると「ああ、いいな、おいしそうだな」と思い、パンのレシピの本なんかも本棚にあったりして、何度も眺めては「ああ、いいな、おいしそうだな」と思っていたりしたわけですが、どうにもこうにもなんだかめんどくさそうで億劫で「ああ、こうしていつか焼きたいなと憧れるだけできっとパン焼きなど経験せずに人生を終るのだろうな」と何となくあきらめておりました。

そんな私に「ん?これなら私にも?」と思わせたのはお知り合いのきゅうりさん(私に初めての大福、初めてのもち粉マフィンを作る気にさせた人)が紹介していた「こねないパン」。彼女が言うには「こねる代わりに待つ。膨らむまでとにかく待つ。家康のようなパン」ということでございました。「こねないならしんどくなさそう」とここで一歩接近。

「でも、きゅうりさんなんて家庭料理の鉄人やし、ベーキングにも慣れてるからそんなおいしそうなパンが焼けるんやろうなあ。」と思ってました。「第一、普通のこねて作るパンに比べたらやっぱりそれはバチモンで、味的には劣るんじゃないのかな」とも勝手に思っておりました。

その家康パンのことも忘れる頃、今度は山男の弟が「No Kneed Breadって知ってる?めちゃカンタン!で、普通のパンよりうまい!」と興奮して、作ったものをいくつか食べさせてくれた。んまいい〜〜〜!!えー?こんなのがこねずに作れるわけなの?ひや〜、これは私も作らなかんかな。

「でも、山男の弟なんて料理オタクやし、第一パン焼き噐にほり込んで焼いてるやないの。やっぱり私なんかにできるわけないかな」とまたまた消極的に。まあ、その頃は忙しくてそれどころでもなかったわけだけど。

そして、やってきました無職の夏休み。はい、すでに夏休みに突入しております。で、なんとなく「こねないパンねえ」とググって見ましたら、出るわ、出るわ。何でも2年ぐらい前にNew York Timesにレシピが紹介されたのが発端だとか。いろいろ見てるうちに、、、がーん!!「4歳児にも焼けるパン」というビデオを発見。
もう「でも…」なんて言ってられない!焼くしかない!

「なになに、小麦粉3カップ?それはやっぱり強力粉かな。(日系スーパーで日清のカメリアげっと!)
ドライイースト小さじ1/4(なぜかウチにあった)。
塩小さじ1と1/2(これは当然ウチにある)
ぬるい水カップ1と1/2(ヤカンの湯冷まし)。
で?
これだけ?
ちゃちゃっと混ぜて(こねないで)ラップをして12〜20時間寝かす?
何じゃ、この時間の大きな幅は。
でもほんとにこれだけ?寝かすだけ?」

で、それだけでした。
翌日、16時間ぐらい経ったころ台の上に出して2〜3回おりまげる。
こねない。
で、粉を振ったふきんで包んで2時間また待つ。(なるほど、たくさん待つのね)
待ち時間あと30分ぐらいのところでオーブン点火。鍋(ダッチオーブンなど高温に耐えられるもの)をオーブンに入れてチンチンに熱くしておく。

で、焼く。
450℉(230~235℃)でふたをして30分。(蓋がなければアルミホイルをかぶせるのでもいいそうな)
ふたを取って15〜20分。

チッチッチッチッ…

そしてできたのがこちらでございます。
じゃ〜ん!!!
















いや〜、上出来!ではありませんか。




iPhoneと大きさ比べたりして。

















ひっくり返したりして。


















おほほ〜。
初めての子はかわいくてやっぱりたくさん写真撮っちゃうわ〜。


中はどうなってるのかしら〜。
どきどき。
ありゃっ??

















まん中に大きな穴がぽっかりとあいとる。
ふうむ。
丸めた時にギュギュッと押しとくべきじゃったのか。
ま、そんなことは素人だから分からないっと。


朝ご飯にはトーストで。
ほら穴あきパンには見えないしっと。


















で、肝心の味の方はどうだったのかって?
それが、ああた。
外側は見たまんまですわよ。
カリッ、パリッてもう、うまい!
神戸のフロインドリーブとは言わないまでも(ってあまり食べたことないからもう味を覚えてないけど)、ドンクのパンぐらいは行ってるんちゃう〜?
と大感激。

中は。
とてもしっかりした味でした。
弾力がかなり。
かめばかむほど味が出る。
カメリア粉様のおかげでしょうか。
でも、もうちょ〜っとだけ軽めの方がいいかな。次回は普通の小麦粉と混ぜてみようかな。

いろいろググるとまだまだいろいろ出てくるのですよ、この関係のレシピ。
面倒なのは待ち時間と食べたい時間の計算だけ。
ああ、簡単レシピばんざい!

4 件のコメント:

  1. ちょっと〜、これ、やってみる。今、今、やってみるからねー。また、結果知らせに来るから!

    あ、イースト残ってたかなー?
    道産小麦で大丈夫かなー?

    あ、その前にお風呂はいろー。

    ↑意外とすぐに冷静になる子。

    とにかく、結果知らせに来ます。またね!

    (ちょっと前フリ長かったぜ。←他人のブログにダメ出し。一言多いのは相変わらず。)

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  2. じょうちゃん2010年5月18日 4:25

    ほんま、あーたっ!
    これ、すごくおいしそう!!

    私も きゅ うりさん家で、この「こねるだけのパン」は
    ご馳走になったけど、おいしかったわ。
    私もぜひやってみたいわー!!!

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  3. orihimeちゃん、
    やってみてみて!
    今仕込み中かしら?おいしいのができるからねん〜。
    前フリ長いって、若いころからよく言われる〜〜。そう。普通におしゃべりしてる時でも。まあ、それが私なので、いつも長い記事になってしまいますが、おつきあいしてくれてありがとう!

    じょうちゃん、
    そうそう。もち粉マフィンを焼いてみようと思った直接のきっかけはじょうちゃんの焼いたマフィンのおいしそうな写真やったね。ぜひぜひ焼いてみてね〜。何しろ4歳児でもできるんやから。

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  4. すみません!
    最初の記事では焼く温度を間違えておりました。
    もしこの本文だけを見て焼こうとする方はもう一度本文を見直して下さいね〜!

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