はじめてシリーズ、今日はピザでございます。
レシピは、昨日の「こねないパン」と同じでやる人もいます。
でも私は違う先生のもっと(てほどでもないか)待ち時間が短いバージョンでやってみました。材料で違うのは、こちらのタネには砂糖(イーストのエサらしい)とオリーブオイルが入るという点です。
小麦粉 3カップ(今日は強力粉(カメリア)2カップ、全麦粉1カップで)
あ、「全麦粉」ってwhole wheat flourのことです。辞書には「全粒小麦粉」とか出てるんですが、全粒は「whole grain」っていうんだと思うんで、それとは違うんだと思うんですよね。まあ、よう分かりませんが。
ドライイースト 小さじ1/4
塩 小さじ1と1/2
砂糖 小さじ1/4
室温よりちょっと温かいぐらいのぬるい水 カップ1と1/2
オリーブオイル 大さじ2
で、例によって混ぜまぜ(こねない)。
ラップをかけて、なぜか今回は2〜3カ所ラップに穴を開けてそのまま12時間寝かす。
オーブンを450℉(230~250℃)に温めておく。
寝かしたタネを粉をまいた台の上に出し、適当に丸める。
4分割してそれぞれをボールにまとめる。(ぜんぶ使わないならボールのままジップロックにでも入れて冷蔵庫へ。2〜3日はこれでだいじょうぶだそう)
ボールを伸ばす。
ピザらしい丸にでも何でもよかろうと思う。
私はニューヨークピザのような薄ーいクラストのピザが焼きたかったので、とにかく薄くのばしてみました。
粉をまいた天板にさらにコーンミールをまく。
その上に生地をのせ、具を載せる。
こんな感じ。
左側は、ガーリックソース(つぶしたニンニクとオリーブオイルを混ぜる)、タマネギ、ピーマン、サーモンの焼いたの(たまたまウチにあった)。
右側は、ナスとチキンソーセージを炒めてトマトソースをからめたもの。
で、オーブンの最下段で6分。中段で4分。
できあがりっ!
ひやー、これも上出来!
サーモンの方はちょっと生地が厚めだったので、もう少し時間をかけて焼いた方がよかったみたい。
でも、こんなに簡単に生地ができちゃうんだったら、またいつでも挑戦できるもんねー。
うひょひょ〜、楽しい〜!!
と興奮する私の横で黙々とピザを食べる山男。
「どう〜?またピザ作ってもいいかな?」
「…」
「ん?何、この沈黙は?」
「考え中」
「考え中って何やねん〜〜!!!」
と思ったら、始まりました。
「ナスのはうまい。よくできた。トマトソースもええできや。もう一回作ってもいい。だけど、頼むからピザの時はピザらしいピザだけにしてくれ」
「へ?サーモンのダメ?」
「ピザらしくない」
あーもー、これだからアメリカ人はよっ。
うちの学生に日本のピザのメニューとか見せたら「げー,コーン?」「ポテト?」「マヨネーズぅ?」とか大騒ぎやもんなあ。だめか,冒険できないのか?
「はいはい。じゃ、ナスのはオーケーなわけね」
「問題は…」
え?問題があるですか?
「天板である。この薄っぺらい天板じゃあ、熱が均一に伝わらない。さらに生地の蒸気の逃げ場所がないので、今ひとつカリッとしない。まあ、そのためにコーンミールをまいたわけだけど」
え?コーンミールにはそういう意味があったのか。たしかに小麦粉よりざらざらしてるから微妙に生地と天板の間に隙間ができるってわけか。
「まともなピザ屋はレンガのオーブンで焼く。それも蒸気が吸収できるからである」
ひや〜、山男さん、どうしちゃったの?普段はただのおとぼけくんなのに、ピザの焼き方についてこんなに語れるとわっ!
「だからやっぱり理想はピザストーンを手に入れてそれで焼くことだな。まあ、これでもいいけど」
ええんかいな。
しかし、気になるぞ、ピザストーン。
欲しいぞ、ピザストーン。
ふふふ。次回は…きら〜ん!
あ、ちなみにこのピザの作り方のビデオはこちら(英語です)。
トマトソースもめちゃ簡単!
ホールトマト一缶のトマトを手でつぶしながら鍋に入れる。
ニンニクひとかけをざく切りにして鍋に入れる。
バジル4〜5枚を適当にちぎって鍋に入れる。
オリーブオイル大さじ1を足して火にかける。
沸騰したら弱火にして30分。
最後に塩こしょう。
(オレンジページ'97, vol3のタカコ半沢メロジーさんのレシピだす)
市販のパスタソースみたいに甘ったるくないのでうま!でした。
まぁ、ほーんと、おんなじピザですねぇ。うふふ。
返信削除でも作り方がすごい。
捏ねないんだぁ~。
私だって、捏ねないんだけれど(自分では)、よく、生地を薄く延ばしても敗れないようになるまで・・・なぁんて説明がありますよね。 うーん、山女様の記事を拝見したら考えちゃいましたよ。
そしてやっぱり、同じくピザストーンほしいっす。焼く前に通販でも手に入りそうだなぁと見ていたんですけど・・・。私にも、是非いい生地の作り方教えてほしいなぁ。
それにしても山男さんのピザへのこだわり、日本人がお寿司にこだわるのと似てるかなぁ?
うふふと思いながら読ませていただいた今回の記事でした!
これも、例のあのセンセーのレシピかな?
返信削除彼女の家で、作っているのを見て、食べさせてもらったけど
おいしかった!!!
うちは彼がピザストーンでピザを焼くんだけど、
たしかに、鉄板で焼くのと比べると
食感が違ったわ。
私はピザストーンの存在さえも知らなんだ。
Tottoさん、
返信削除そう、こねないんですよ。
腕力に自信のない私でも気楽にできます!
強力粉だけで焼いた方が外はカリカリ、中はもっちり感が増すようです、やはり。
ピザストーン、試したらまたご報告!ですね。
じょうちゃん、
おお、あの先生もピザ焼いてはりましたか。当然やるわね、かのうなら。
これは(これも)ネットで見つけたレシピざんす。まだまだ見つけるぞ〜。
しかし、お宅の彼、持ってますか、ストーン。さすがやね。
「かのうなら。」ってなんでんの?
返信削除「彼女なら。」でんがな。
んん? アメリカにはマヨのせが無いのか!!
返信削除宅配ピザにのメニューってしょぼそうやなぁ...
danちん、
返信削除そうよ〜、ピザのメニューしょぼいわよ〜。最近California Pizza Kitchenってめちゃはやってるピザ屋が「タイ・バーベキュー・チキン・ピザ」とかのちょっと「冒険した」メニューを載せてるけど、日本のカルビピザとか明太子ピザなんてこっちの人々にはまだまだハードルが高いでしょう。
なんでか知らんけど、こっちの人たちマヨネーズ嫌いな人が多いねん。「ヘルシーじゃない」とか思い込んでるらしいけど、ヘルシーじゃないのは君らが食べる量やわ、と言いたいね。
作ってみました~。
返信削除もうこちらの記事を拝見してから 作りたくてうずうずしていたんですよ。
山男さんのコメントにも感心しちゃって!!
フムフムそうなのかぁって。
ナポリピザのレシピ本だと、強力粉だけで作るのですが、まずは忠実にこちらのレシピで。
いや、いや 思った以上に美味しかったです。
モチモチしていましたし。
なにしろ 捏ねなくていいなんて最高! 生地もやわらかくて伸ばしやすいし。
これはピザストーンを早く手に入れねば。
いいレシピを有難うございました。
あの、それで、もう事後になってしまいましたが、こちらの記事、リンク貼らせて頂いてしまいました。
不都合がありましたら、削除いたします。 無断で申し訳ありませんでした。
tottoさん、
返信削除しばらくばたばたしてたので、お返事遅れました。
作りましたか?おいしかったですか?
ひや〜、うれしいなあ〜。
次回はお互いピザストーンで挑戦しましょう。
リンク、ありがとうございます!嬉しいです!