2010年12月26日日曜日

ぎゃお

クリスマスの朝、しーが「ぎゃお」と声を立てました。

しーは去年の10月ごろからガンのためにまったく声が出なくなっておりました。
その頃はがんとは知らなかったわけなんだけど。
その頃に診てもらってた獣医(社交ダンス好き)にも理由は分からなかったわけなんだけど。
しばらくの間は口を開けて無言の「にゃあ」をやっておりましたが、いつの間にかそれもなくなり。

それが11月の手術直後の入院中に「ぎゃお」と。
ノドがおかしなことになっとるから、昔のように美しく「にゃあ」とはなけず「ぎゃお」と。
1年ぶりの美声に落涙。

ところがそれから、肺炎だの胃のチューブだのなんだのかんだのやってるうちにまたもや無言ネコに。
それが、クリスマスの朝に「ぎゃお」と。
それ以来盛んにぎゃおぎゃお言うております。
おなかがすいた時だけ。
「ごはんくれー」の合図。

「ぎゃおぎゃお(はよ、めしにせんかこらー!)」
「はいはい、ちょっと待ってねー」
ああ、会話ができるっていいわ。

これもあの魔法の薬のおかげ。
山男は「スネークオイル」と呼んでおります。
ハブ酒か。

ところが、このヘビ油、ちょっと効きすぎ?
あまりに食欲がありすぎて、ゴハンをあげるとがつがつ食べる。
しばらくすると「もっとくれー」と意思表示。
またがつがつ。
あげくの果てにノドに詰まらす。

しばらくして呼吸が元に戻るときもあれば、逆さ吊りにして背中を叩かなあかんことも。
最初は恐ろしいと思ったけど「死ぬかもしれない」と思うと、そんなこともできるのですね。
とか言ってる間にこの3日で3回も逆さ吊り救急救命隊出動。
こんなことが日常になるのはいやだ〜。

3 件のコメント:

  1. 「食べる」ことがへたっぴになってるのかもですねぇ。
    でも「食べて 出す」って良いことですよね。
    そのうち慣れて、上手にがつがつイケルようになりませんかね?

    にしても「ぎゃお」と鳴けば家族がめしを盛ってくれる。
    いっぱい食べても苦しくない。
    もっといっぱい食べてエラい事になっても
    家族が助けてくれる。

    勝手なこと言いますけど ボクがしーちゃんなら
    今 割と幸せかも。。
    その上完治すればもちろんニジュウマルです。

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  2. じょうちゃん2010年12月27日 6:11

    食欲あるって、素晴らしい!
    それって、生きてる楽しみなのではないかしらん。
    その上、出なかった声が出て、コミュニケーションができるのも
    素晴らしい!
    わたしも、自分がシーちゃんなら、割と幸せかも。。

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  3. tetsさん、じょうちゃん、ありがとう。

    そうね。臨死体験ぐらい行ったか?って後でも本人(ネコ)はすぐけろっとしてるしね。幸せかもねー。

    今日は「飯くれ」以外でも「よう!」って感じで「ぎゃ」って言うてくれました。飼い主もしあわせ。

    って言うてるそばから今ヒザの上でオナラされた。くさいぞ〜〜!!

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